タイルとの違いについて教えて下さい

タイルは粘土を原料とし、高温で焼いた一種のガラス質の焼物ですが、パーマストンは自然石を顔料に石英砂、軽量骨材、ポルトランドセメント等、全て無機質原料で構成され、一切熱を加えずに硬化させたものです。
タイルは高温で焼くことにより、タイル内部の毛細管をつぶしてしまい水蒸気を透過できません。

外装材が水蒸気を通せない場合、外壁の中で水蒸気(気体)が冷やされて結露(液体の水)します。その水が更に冷やされて凍り(固体)、凍害となり外壁材の剥離、脱落を起こさせます。同時に結露水がカビ、ダニの発生の原因となり、建物の耐久性のみならず、人間の健康にまで害を及ぼします。

欧米の建築図書には、壁面に貼るタイルは、外気温度が氷点下になる場所では外壁材として使用できない、と記してあり、冬に暖房を必要とする国及び地域で、外装材としてタイルを使用しているのは、なぜか日本だけです。
欧米のタイルのように見えるのは全てレンガで、貼っているのでは無く、積んでいます。レンガは高温で焼成するタイルと違い、低温で焼くため内部の毛細管がつぶれず、水蒸気を透過する事が可能ですが、水を吸い易い為に、二重壁にするか、1メートル近い壁厚が必要になります。

欧米でタイルは、床、内装の水廻りのみに使用されています。
内装でのタイル使用は、壁内に結露の原因となる水蒸気を入れなくするため(水蒸気の浸入を防ぐため)理想的です。