パーマストンはタイルではありません。
 パーマストンは自然石を顔料に無機質材料のみで、一切熱を加えずに硬化させたものです。
 一方、タイルは高温で焼成して作る、粘土を原料にした一種のガラス質の焼き物です。この結果、パーマストンには水は通さず水蒸気のみを通す毛細管があるのに対し、タイル内部には毛細管はなくなり、水蒸気を透過できません。

 パーマストンとタイルの類似性は、タイル屋さんがモルタルを使って貼るということですが、その結果もパーマストンとタイルとでは異なります。
 パーマストンは、モルタルと同じセメント製品のため、モルタルで接着し硬化した後はモルタルとパーマストンは一体のものとなってしまいます。しかし一方、タイルをモルタルで接着しても、ガラス質のタイルとセメントのモルタルは異質なものであり、強固な接着は望めません。
 結露水や雨水などの浸透やその凍結により、最も劣化を起こしやすいのはこのタイルとモルタルの接着部分です。



透湿抵抗
(水蒸気の通しにくさ)

 水蒸気を通しにくい外装材を使用すると、壁体内で水蒸気が停滞し、結露を起こし、建物の耐久性を著しく縮めます。
☆他の材料に比べ、パーマストンの透湿性能がいかに優れているかがわかります。